POINTS

  • 青バッジは Premium または Premium+ の加入者向け。Basic では付かない。
  • 加入しても即時ではなく、Xによる審査がある。数営業日かかる場合がある。
  • 本人確認や専門性の証明ではない。意味が変わった点を先に押さえる。

Xのプロフィールに表示される青いチェックマーク。以前は著名人や企業、公的な活動を行う人物など、社会的に一定の認知度があるアカウントに付与される認証マークという位置付けだった。しかし、現在のXでは制度が大きく変わっている。

現在の青いチェックマークは、基本的にX PremiumまたはX Premium+の有料サブスクリプションに加入し、所定のアカウント要件を満たした利用者に付与されるものだ。

つまり、現在の青いチェックマークは、かつてのような「この人物は著名であり、本人であることをXが認めた」という意味ではない。まず、この変更を理解することが重要になる。

01青いチェックマークを取得するための条件

青いチェックマークの取得には、最初にX PremiumまたはX Premium+への加入が必要となる。Basicプランでは青いチェックマークは取得できない。プランごとの違いはX Premiumの3つのプラン比較でまとめている。

さらに、加入するだけで即座にマークが表示されるわけではない。Xによるアカウントの審査が行われ、以下の条件を満たしている必要がある。

  • 有効なX PremiumまたはPremium+の契約があること
  • アカウントに表示名が設定されていること
  • プロフィール画像が設定されていること
  • 確認済みの電話番号が登録されていること

条件を満たしたアカウントはチェックマーク付与の審査対象となる。審査には数営業日かかる場合があるため、契約直後に表示されないこともある。

なお、プロフィール画像や表示名、ユーザー名を変更すると、再審査のためにチェックマークが一時的に消える場合がある。プロフィールを整えた後に不用意に変更を繰り返すことは避けた方がよい。

02青いチェックマークは本人確認の証明なのか?

ここは非常に誤解されやすい。

現在の青いチェックマークは、原則として有料サブスクリプションへの加入とアカウント要件の充足を示すものであり、本人確認が完了したことや、その人物が専門家であることを直接証明するものではない。

X Premiumには本人確認に関する機能もあるが、青いチェックマークの付与と本人確認の審査は別の仕組みだ。

従来の認証制度では、著名性や信頼性などを基準にアカウントを個別に認証していた。現在はその基準が青いチェックマークの取得条件ではなくなっている。

そのため、青いチェックマークの意味を正しく理解する必要がある。チェックマークが付いていることだけを理由に、そのアカウントの投稿が正確である、あるいは発信者が専門知識を持っていると判断するのは危険だ。

03青以外のチェックマークとの違い

Xには青以外のチェックマークも存在する。

金色のチェックマークは、X Premium Businessを利用する公式組織アカウントを示すものだ。企業やブランドなど、組織として活動するアカウントに付与される。

一方、灰色のチェックマークは政府機関や多国間組織、またはそれらの関係者を示す。

これらは単に色が違うだけではなく、アカウントの種類や組織上の位置付けが異なる。

04取得する価値はあるのか?

青いチェックマークには、視覚的な識別性や返信の優先表示など、X上での活動に関係するメリットがある。ただし、取得自体を目的にするべきではない。

特に、個人で情報発信を始めたばかりの段階では、チェックマークの有無よりも、プロフィールの分かりやすさ、投稿内容の専門性、継続的な発信の方が重要になる。

認証マークがあるからフォローされるのではなく、フォローする価値があるからフォローされる。その順番を逆にしてはいけない。

青いチェックマークは、かつての社会的な信用の証明から、有料サービスに付属するアカウント上の機能へと性格を変えた。取得条件だけでなく、その意味まで理解しておくことが、現在のXを正しく利用するための前提となる。

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