POINTS

  • Basic(月368円)は編集・長文・動画。青バッジは付かず、収益化の条件も満たさない。
  • Premium(月980円)で青バッジ、広告削減、クリエイター向け機能が加わる。
  • Premium+(月6,080円)は記事機能、広告非表示、Grokの上限引き上げが中心。

Xには無料プランのほかに、Basic、Premium、Premium+という3種類の有料サブスクリプションが用意されている。

これらのプランは、単純に料金が高いほど快適になるというだけではない。投稿の編集、長文の公開、広告の表示、Grokの利用上限、クリエイター向けの機能など、それぞれ異なる目的に対応している。

重要なのは、自分がXで何をしたいのかを明確にした上でプランを選ぶことだ。高額なプランに加入すれば、自動的にフォロワーが増えるわけではない。

01Basic:まずは基本機能を拡張するプラン

Basicは3種類の有料プランの中で最も安価なプランだ。

日本のWebサイト経由の料金は、月額368円、年額3,916円となっている。

主な機能は以下の通り。

  • 投稿の編集
  • 文字数の多い投稿
  • 長い動画のアップロード
  • 返信の優先表示
  • 投稿の文字装飾
  • ブックマークフォルダ
  • アプリアイコンのカスタマイズ

特に便利なのは投稿の編集機能だ。無料版では投稿後の誤字や表現の修正が難しいが、Basicでは投稿内容を編集できる。

長文の投稿や動画のアップロードにも対応しているため、日常的にXを使う人にとっては十分に魅力のあるプランだ。

ただし、Basicには青いチェックマークが付かず、クリエイター向け収益化プログラムへの加入条件も満たさない。あくまで通常のX利用を便利にするためのプランと考えるべきだ。

02Premium:発信者向けの機能が追加されるプラン

Premiumは、Basicの機能をすべて利用できる上位プランだ。

日本のWebサイト経由の料金は、月額980円、年額10,280円となっている。

Basicとの大きな違いは、青いチェックマーク、広告表示の削減、クリエイター向け機能などが追加されることだ。

主な追加機能は以下の通り。

  • 青いチェックマーク
  • 広告表示の削減
  • クリエイターサブスクリプションへの申請機能
  • クリエイター向け収益化プログラムへの申請資格
  • 返信の優先表示の強化
  • 本人確認関連機能
  • Media Studio
  • Grokの利用上限の引き上げ

特に注目すべきなのは、収益化に関係する機能だ。現在のOriginal Content Rewardsに参加する場合も、個人向けではPremium以上の対象プランが必要となる。収益化の条件はXの収益化の記事で詳しく扱っている。

ただし、Premiumを購入しただけで収益化できるわけではない。フォロワー数やインプレッション数など、別途設定された条件を満たす必要がある。

Premiumは、Xを単なる情報収集ツールではなく、自分の情報や作品を発信する場所として積極的に使う人に向いたプランといえる。

03Premium+:最上位の機能を利用するプラン

Premium+は3つのプランの中で最も高額だ。

日本のWebサイト経由の料金は、月額6,080円、年額60,040円となっている。

Premiumのすべての機能に加えて、より高いGrokの利用上限、広告の非表示、最大の返信ブースト、Radar検索、記事機能などが利用できる。

特に重要なのが記事機能だ。

通常のポストは短い文章を中心に構成されるが、記事機能では見出し、小見出し、太字、斜体、画像、動画、リンクなどを組み合わせた長文コンテンツを公開できる。

ブログに近い形式で情報を整理できるため、専門的な解説や調査結果を発信する場合には大きな利点になる。

また、広告についてはPremium+で基本的に非表示となる。ただし、プロモーションコンテンツが表示される場合はある。

04料金を比較する

2026年10月31日時点でX公式ヘルプに掲載されている、日本のWebサイト経由の価格は次の通り。

プラン月額年額
Basic368円3,916円
Premium980円10,280円
Premium+6,080円60,040円

金額は2026年10月31日時点、日本のWebサイト経由の価格です。最新の価格は、契約前の購入画面で確認してください。

年額契約にすると月額契約を継続するより安くなる。ただし、年額契約は一度の支出が大きくなるため、利用頻度や必要な機能を確認してから選ぶべきだ。

また、ここで示した金額はWeb経由の価格である。iOSやAndroidのアプリ内購入では、アプリストアの手数料などの影響で価格が異なる場合がある。

最安価格で契約したい場合は、Web版の料金も確認しておきたい。

05結局どのプランを選ぶべきか?

日常的な投稿や情報収集を中心に利用するなら、無料版でも十分な場合がある。

投稿の編集や長文投稿、ブックマーク整理などを使いたい場合はBasicが候補になる。

青いチェックマークやクリエイター向け機能を利用したい場合はPremiumが候補となる。青バッジの取得条件そのものは青いチェックマークの記事にまとめている。

一方、長文記事を継続的に公開する人や、広告表示を極力抑えたい人、Grokや高度な検索機能を頻繁に使う人にはPremium+が向いている。

ただし、Premium+はBasicの約16.5倍の月額料金がかかる。利用する機能が限られているなら、上位プランにする合理性は薄い。

最も重要なのは、価格の高いプランを選ぶことではなく、利用する機能に対して支払う金額が妥当かどうかだ。

X Premiumは、あくまでもXを便利に使うための有料サービスであり、加入そのものが影響力や収益を保証するものではない。自分の利用目的に合わせて選ぶことが、無駄な支出を防ぐ最も確実な方法だ。