POINTS
- Free・Plus・Premium・Super・Ultraの5段階。標準価格は米ドル建て(Plus $8/月〜Ultra $200/月)。
- Xの特典はPlus以上。Premium以上でX Premium+相当とGrok Botが付く。
- GrokとCursorは週次の共有枠。CursorのClaude・GPTは枠外で追加課金。
01The X Subscriptionとは?
The X Subscriptionは、X、Grok、Cursorを一つの契約にまとめたサブスクリプションだ。Xの機能を拡張するだけではなく、AIチャットや画像・動画生成などを提供するGrok、AIコードエディターCursorも同じ契約・利用枠で扱えることが特徴である。
2026年10月12日に発表され、5段階のプランが用意された。Xの特典は、契約後に個人用Xアカウントを接続すると適用される。つまり、GrokやCursorの契約だけを作ってXアカウントを接続しなければ、X側の特典は利用できない。
025つのプランと料金
公式の料金ページに掲載された標準価格は以下のとおり。いずれも米ドル建てで、税は別途加算される場合がある。日本円の実際の請求額は、購入時の画面で確認する。
| プラン | 月払い | 年払い | Plusを1としたAI利用枠 | Grok Bot |
|---|---|---|---|---|
| Free | $0 | $0 | 限定利用 | 含まれない |
| Plus | $8/月 | $80/年(約$7/月) | 1倍 | 含まれない |
| Premium | $30/月 | $300/年(約$25/月) | 4倍 | 含まれる |
| Super | $100/月 | $1,000/年(約$84/月) | 15倍 | 含まれる |
| Ultra | $200/月 | $2,000/年(約$167/月) | 50倍 | 含まれる |
AI利用枠は、GrokとCursorの対象機能で共有される週単位の枠だ。倍率はPlusの利用枠を基準にした比較であり、メッセージ数や生成回数が常に単純に4倍・15倍・50倍になるという意味ではない。処理の重さや使用する機能によって消費量が変わる。
03X側の機能はプランによってどう違う?
X側の特典は、接続した個人用Xアカウントに適用される。公式ヘルプが示すプランごとの大きな違いは次のとおり。
| プラン | Xで使える主な特典 |
|---|---|
| Free | 通常のX機能 |
| Plus | 青いチェックマーク、クリエイター向け機能、広告の削減 |
| Premium | X Premium+相当の特典一式 |
| Super | X Premium+相当の特典一式 |
| Ultra | X Premium+相当の特典一式 |
ここで重要なのは、Premium・Super・Ultraの違いは、X側の特典を段階的に増やすことよりも、主にGrok・Cursorの利用枠を増やすことにあるという点だ。Xだけを使う人が、AI利用枠の多いSuperやUltraを選ぶ合理性は小さい。
Plusでも青いチェックマークやクリエイター向け機能が含まれる。ただし、青いチェックマークは加入直後に必ず表示されるわけではなく、アカウントがXの資格要件を満たす必要がある。
04X側で使える機能を具体的に見る
投稿の編集
公開後の投稿を一定時間内に編集できる。Xのヘルプによると、対象となる投稿や引用投稿は公開後1時間以内に最大5回まで編集できる。誤字やリンクの修正、添付メディアの順番変更などに役立つ。返信など編集対象外の投稿もある。
長文投稿
通常の文字数制限を超えた長文を一つの投稿として公開できる。Xの公式ヘルプ(英語版)では、長文投稿は最大25,000文字まで対応し、テキストに加えて写真・GIF・動画を含められると案内されている。長文の閲覧は一般ユーザーにも可能だが、作成には対象プランが必要となる。Webでは長文投稿の下書き保存や予約ができない場合があるため、利用環境に応じてXのヘルプで最新の対応状況を確認する。
長時間動画の投稿
XのPremium機能案内では、対象環境で最大3時間、最大8GB、1080pの動画アップロードが説明されている。動画を多く投稿するクリエイターや、イベント・演奏・講義などの映像を共有する人には価値がある。ただし、対応端末や提供地域に制限があるため、契約前に利用する環境で確認したい。
青いチェックマーク
Plus以上の有料プランで個人用Xアカウントを接続すると、青いチェックマークの対象になる。これはアカウントに有効な有料契約があり、Xの資格要件を満たしていることを示すマークで、政府発行の身分証明書による本人確認や、投稿内容の正しさを保証するものではない。
クリエイター向け機能
PlusのX特典にはクリエイター向け機能が含まれる。ただし、機能が表示されることと、収益化の審査に通ることは別だ。収益配分やクリエイターサブスクリプションには、年齢、居住国、アカウントの状態、フォロワー数、インプレッションなどの独立した条件がある。加入しただけで収益が発生するわけではない。
広告の削減
Plusには広告の削減、Premium以上にはX Premium+相当の広告体験が含まれる。Premium+相当の特典ではタイムライン上の広告が表示されなくなる一方、返信欄やその他の場所にスポンサーコンテンツが表示される場合がある。「完全に広告がゼロ」とは限らない。
返信の優先表示
有料プランには返信の表示順位を高める仕組みが含まれ、上位のX特典では優先度がさらに高くなる。ただし、返信が必ず最上位になる、投稿の閲覧数が一定数増える、といった保証ではない。内容の質や会話との関連性を代替する機能ではない。
記事・Radar Searchなど
X Premium+相当の特典には、長文コンテンツを公開する「Articles」、検索を強化するRadar Searchなどが含まれる。長い文章をX内で公開したい人、特定の話題を継続的に追いたい人には便利だ。提供地域や端末によって一部機能が利用できない場合がある。
X Pro
X Proは、複数のタイムラインを列で並べて監視し、高度な検索やアカウント管理を行うためのツールだ。複数の話題やアカウントを仕事として管理する人向けの機能で、単に投稿を数回行うだけなら必要性は高くない。予約投稿と長文投稿は同一の機能ではなく、長文投稿は予約できない場合がある。予約投稿を前提に契約する場合は、対象プランと画面上の対応状況を事前に確認する。
05Grok・Cursorの利用枠はどう共有される?
The X Subscriptionの有料プランには、GrokとCursorで共有する週単位の利用枠が含まれる。Grokのチャット、対応する生成機能、Cursor内の対象モデルなどで利用し、消費量は機能や処理内容によって変わる。利用状況と次回リセット日はダッシュボードで確認できる。
この仕組みは、Grok用・Cursor用に別々の上限を持つのではなく、対象サービスの利用量を一つの枠で管理するものだ。Grokで多く使えばCursorで使える残量が減り、その逆も起こる。どちらのサービスにどれだけ使うかを考えてプランを選ぶ必要がある。
CursorのClaude・GPTは標準枠に含まれない
重要な注意点がある。Cursor内でClaudeやGPTなどの第三者モデルを選んだ場合、その利用はThe X Subscriptionの週次共有枠に含まれない。追加利用クレジットから、利用量に応じて別途課金される。
したがって「Cursorが使える」と「Cursor内のすべてのAIモデルを追加料金なしで使える」は違う。追加利用クレジット、自動トップアップ、月ごとの追加利用上限を確認しておこう。自動トップアップは任意設定で、初期状態から必ず有効になっているわけではない。
06Grok Botはどのプランで使える?
Grok Botは、Premium・Super・Ultraに含まれる。Plusには含まれない。Grok BotはAIアシスタントをチームメイトのように使い、作業を進める機能として案内されている。利用量は独立した追加枠ではなく、Grok・Cursorと共有する週次利用枠を消費する。
Grok Botを使う目的でPremium以上を選ぶなら、単に機能が付くかだけでなく、週次利用枠が自分の作業量に足りるかも考えたい。
07どのプランを選ぶべき?
Xの青バッジやクリエイター機能が主目的ならPlusから検討する。 Plusには青いチェックマーク、クリエイター向け機能、広告削減が含まれ、X中心の使い方なら最初に比較すべきプランだ。
GrokやCursorを日常的に使い、Grok Botも必要ならPremiumを検討する。 X Premium+相当のX特典に加え、Plusの4倍の週次利用枠とGrok Botが含まれる。
AIで長時間の開発・生成作業を繰り返すならSuperまたはUltraを検討する。 ただし、利用枠が大きいという理由だけで上位プランを選ぶのではなく、実際の週次消費量を見てから判断する。利用量が少なければ、上位プランは過剰投資になる。
Xを読む・投稿するだけならFreeからでよい。 有料プランの特典を具体的に使う予定がない段階で、最初から課金する必要はない。
08まとめ
The X Subscriptionは、Xの特典、Grok、Cursorを束ねた5段階のサービスだ。Xの特典だけで見ると、Plusは青バッジ・クリエイター向け機能・広告削減、Premium以上はX Premium+相当の機能一式が付く。Premium以上ではGrok Botも使えるが、Cursor内のClaudeやGPTなど第三者モデルは別料金になる。
判断基準は「青バッジが欲しいか」だけではなく、「Xの追加機能」「Grok」「Cursor」「Grok Bot」のうち、毎週いくつを実際に使うかだ。AI利用枠は共有され、上位プランほど大きい。自分の利用量に合わせて選ぼう。
解約・自動更新・返金の条件は、記事1「The X Subscriptionの解約方法」を参照。青バッジが付かないときは、記事3「青バッジが表示されないとき」へ。
FAQよくある質問
一番安い有料プランはどれですか?
Plusです($8/月、年払い$80)。青バッジ、クリエイター向け機能、広告削減が含まれ、Grok Botは含まれません。
Grok Botが使えるのはどのプランですか?
Premium・Super・Ultraです。Plusには含まれません。利用量はGrok・Cursorと共有の週次枠を消費します。
Cursorは追加料金なしで使えますか?
対象モデルは共有枠に含まれますが、ClaudeやGPTなどの第三者モデルは別料金です。自動トップアップの設定も確認してください。
SOURCES / 参考
- The X Subscription料金
- The X Subscriptionとは
- X特典のプラン別違い
- 利用枠
- Grok Bot
- X Premium機能
- X Premiumの使い方
- 長文投稿の公式ヘルプ
料金・機能・条件は変更される場合があります。購入前に公式の購入画面で確認してください。最終確認:2026年11月1日。